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山梨県硯島地区ツーリング・・・・vol.4
前回の続きです。


山梨県硯島地区本村(ほんむら)集落の路地に入り込んでましたが、いったんメインストリートに戻ってきました。
そして上流側へ向かいます。



ちょっと話が脱線しますが、この道をまっすぐ行くと、やがて「井川雨畑林道」となり、標高約2000mの山伏峠を経て静岡県の井川湖に至ります。
そしてずんずん走ると静岡市街に出ます。



この林道はほぼ全線舗装ですが、大小の落石がごろごろ転がっており、路面状況はかなり悪いです。
林道の長さは約44kmと、かなり長いです。
しかし、林道の起点にたどり着くアクセス路がすでに舗装林道レベルということで、それを考慮すると、60km、70kmくらいはたっぷり走れる感じです。
過去、2回ほどバイクで走ったことがあります。
恐ろしく山奥かつ長距離ということもあり、何かトラブルがあったらヤバいという意味で、かなり緊張感を強いられるものの、なかなかのアドベンチャー感を味わえるとても印象的な道でした。
僕がこれまで走ってきた道の中でも、トップクラスのアドベンチャー感を有した道です。
しかし、この記事を書いている2018年11月時点で、井川雨畑林道はクルマ・バイク・歩行者ともに全線通行止めとなっています。
山梨県側の通行規制告知
静岡県側の通行規制告知

山梨県側の告知によれば、
「法面の崩落・落石が多数あり、路肩決壊箇所もあり危険な状況であることから通行を禁止します。
なお、林道施設が破損しており徒歩による通行も禁止します。
規制解除未定。」
とのことです。
静岡県側の告知でもやはり「規制解除未定」とあります。
いつ解除になるのでしょうか?
というのも、この林道は昔から路肩崩落や法面崩壊などで頻繁に通行止めになり、補修工事のため数年にわたって通行止めが続くなんてこともあったそうです。
この林道の維持管理がどれだけ大変かは、素人でも察しがつきます。
管理・工事の方々の労力、それと費用。
今回の「規制解除未定」が、工事が大変なので、時間が読めない、という意味なら良い(良くはないですが)のですが、そんな経緯があるものですから、「もうきりが無いので通行止めのまま放置する」という意味かもしれないとも受け止められます。
規制解除”時期”未定ではなく、規制解除未定、という言葉も、あえてそういう言葉にしたのかとか、考えさせられます。
杞憂でしょうか?
もちろん僕のような部外者が口出しする権利はないのですが、それでもこの林道のファンとして
「どうか補修してまた通れるようにしてください。よろしくお願いしますm(_ _)m」
としておきたいと思います。




話が大きくずれましたので、本題に戻します。



2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_048_本村集落

このお店、営業してるかどうかちょっと分かりませんでした。
今回はたばこ、塩の看板に注意が向きました。
もちろんこの手のは何回も見たことがあるはずですが、改めて。

たばこの小売り販売は、かつては塩と共に、日本専売公社の許可が必要でした。
この「たばこ」看板は、許可を受けてますよという証なのでしょう。
日本専売公社のあとを1985年にJTが引き継ぎ、たばこの販売の許可制度も引き継がれました。
しかし、不思議なことに、許可するのは財務省です。
たばこ事業法第22条に明記されております。
なぜ財務省の許可なのかは不明です。
JTじゃないんですか?
JTの監督官庁が財務省なのでしょうけど、JTに一任できない理由が何かあるのでしょうか?
これはネットでは分かりませんでした。
JTは民間ですから、民間会社に「許可」という役所まがいの権限を与えるわけにはいかないということでしょうか?
許可ではなく、規約を設けた上で小売店とJTとの自由契約にすれば済むと思いますが・・・・
それはそうとして、許可までの流れの中で、JTと財務省が両方関わってるようです。
申請書類の提出先はJTで、それを受けてJTが現地調査。
そこから財務省に回され、JTの現地調査等の結果を鑑みて許可するかどうかの判断をする、という流れです。
ちなみに、たばこ販売の許可基準はこちら。↓↓↓↓↓
財務省許可基準リーフレット


一方で、塩の販売の方ですが、たばこと同じく、かつては日本専売公社の許可が必要でした。
上述のように日本専売公社のたばこ・塩事業を1985年にJTが引き継いだので、その小売り販売も、おそらく財務省の許可が必要だったと思います(ここはネットでは分からず)が、1997年に塩の専売制が撤廃され、塩事業法に移行し、その移行措置が終わった2002年4月以降、塩の販売は自由化されたそうです。
なので、今は塩の販売は許可を受ける必要は無いんですね。
しかし、財務省への”届け出”は必要だそうで・・・・
面倒な・・・・




またもや脱線気味ですね。




メインストリートをさらに進むと、火の見櫓が見えてきました。


2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_049_本村集落

4本足でブレースは定番のリング式ブレースではなく、アングル材を使ったもの。
接合部はすべて溶接。
屋根は装飾を排した簡素な形状。
見張り台の床はエキスパンドメタル。
おそらくかなり新しいものではないかと思います。





この先ちょっと歩いてみましたが、人家の密度が減り、集落の外れのようでした。
戻りましょう。
で、途中でまた細い路地に入り込みました。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_058_本村集落

丸くてかわいい道祖神が出迎えてくれました。

ところで、かわいくない道祖神ってのもあるようです。 → 秋田県の鹿嶋様
怖すぎるというか、もはや狂気すら感じます・・・・(+_+)
道祖神といってもいろいろな種類・形状があり、バリエーションは多岐にわたります。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_059_本村集落

住民に迷惑をかけまいと、そろりそろりと足音を立てないように歩きました。
むしろ怪しげかも?




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_060_本村集落

暑いので窓全開。
冷房なんて入ってないです。
こりゃー、夏を乗り切るのは大変そうです。
僕も学生時代はクーラー無しの木造モルタルアパートで暮らしていました。
若かったからできたことです。
今はもう無理。
即死ですよw



ここらで撮影終了。
11時に馬場・老平集落から撮り始め、ここ本村集落を12時15分頃に撮り終ったので、撮影時間は約1時間15分でした。
暑いのでスピード勝負でした。


この後、R52まで戻り、R52を北上し、道の駅富士川で昼食をとり、そこからK36で塩山に向かい、塩山からは柳沢峠・奥多摩を経て帰宅しました。
距離は約350km。
けっこう走りましたね。



硯島地区シリーズ終わります。






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( 2018.11.07 ) ( ) ( COMMENT:2 )
山梨県硯島地区ツーリング・・・・vol.3
馬場集落と老平集落を見終わり、本村(ほんむら)集落に移動してきました。




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このあたりでは、雨畑石という粘板岩が産出され、その岩石は硯に適していることから、江戸時代からこの地域は硯作りが盛んで、「雨畑硯」という名称で全国的にも有名だったそうです。
明治時代には硯作りの職人が90名以上いたとの記録が残ってるそうですが、今は衰退してしまい、職人は数人しかいないようです。



2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_039_本村集落

集落のメインストリート。
この通りでは2枚の看板を確認しました。
こんな奥地も見逃してくれないのです。
ちなみに、キリ看って全国に50万枚くらいあるそうです。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_042_本村集落




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_043_本村集落




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_045_本村集落

お気づきかと思いますが、上の3枚はすべて同じ路地で撮ったもの。
路地といえるかどうかも怪しい道でしたが、ここからしか入れそうもない家もあったりしますので、立派な生活道路だと思います。



続きます。





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( 2018.11.05 ) ( ) ( COMMENT:0 )
山梨県硯島地区ツーリング・・・・vol.2
前回の続きです。


老平(おいだいら)集落に入っていきました。
暑いです。
軽く35℃超えてそうです。
暑いのは好きですが、暑さに強いのとは別です。
集中力が出ないので、ここはスピード勝負で切り抜けましょうかね。


では・・・・・



2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_021_老平集落

石垣、コンクリート、ブロック、木材、消火ホースのハイブリッド建築。
基本は木造ですが、ちょっとあまり見ない作りです。
雨漏りとか、大丈夫なんでしょうか?




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_022_老平集落

投げやりに電線が引かれたDIYな電灯。
こんな山奥でも電気が来てます。

ちなみに、日本で最後に電化された集落は岩手県宮古市の山奥にあるタイマグラ集落。
今から30年前の1988年(昭和63年)に電気が引かれたそうです。
それまでは石油ランプの生活だったとか。
当然、テレビも冷蔵庫も洗濯機も無しの生活。
遠い未開の地ではありません。
日本の話です。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_023_老平集落

物音一つしないなか、洗濯物がはためき、それだけが人の気配を感じさせるものでした。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_026_老平集落

1本80円とかのヤクルトを売って、球団を維持できるほど収益を上げてるヤクルトって考えてみればすごい企業ですね。
ヤクルトのHPによれば、ヤクルトは2017年には1日あたり約4000万本売れたそうです。
ってことは1年で146億本・・・・・
すごいですね。
これは日本国外も含めた数字です。
2018年現在、ヤクルトは日本を含め、38の国と地域で販売されてるんだとか。
中国、台湾、タイ、フィリピン、ベトナムなどの東南アジアだけでなく、アラブ首長国連邦、オランダ、イギリス、ドイツ、オーストリア、イタリア、アメリカ、メキシコ、ブラジル・・・・・・・・などなど
アラブの王様がヤクルト飲んでる姿は、想像不可能ですw




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_029_老平集落

路は適度にくねっており、角をひょいと曲がるたびに、新しい景色が見えます。
こういう山村の集落ならではの楽しさです。




続きます。
次回は本村集落です。





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( 2018.11.02 ) ( ) ( COMMENT:0 )
山梨県硯島地区ツーリング・・・・vol.1
8月終盤のくそ暑い日、バイクで出かけてきました。
山梨県西部の早川町の硯島(すずりしま)地区です。


正確に言うと、今現在、「硯島地区」という名称はありません。
山梨県道37号線の早川町役場のちょっと先で雨畑湖の方に枝分かれする県道810号沿いの地域を、かつては硯島地区と言いました。《参考



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現在の住所でいうと、「山梨県南巨摩郡早川町雨畑」となります。
この雨畑地区と硯島地区はだいたい同じなので、わざわざ旧名を使わなくても良いのかもですが、個人的にはかつての名前に敬意を表して硯島地区と呼びたいと思います。


そして、硯島地区は複数の集落によって構成されるわけですが、今回訪ねたのは馬場(ばんば)集落、老平(おいだいら)集落、本村(ほんむら)集落です。
この集落名は、市町村合併により、今は残っておりません。
ひとくくりに雨畑○○番地です。
個人的にはこれが気に入りません。
住所の特定という目的はこれで十分ですが、各集落の名前が消え去ってしまい、こうしてブログなどで集落名を呼称するには不便この上ないです。
山村の集落ってのは十把一絡げではなく、起伏や河川などの地形から住むのに適した土地に家屋が集まってきたもので、限定的な範囲を指すものです。
当然ながら、その各集落には名前がついていたわけで、集落好きの僕としては、その名前をもって集落を区別したいのです。
 


朝7時前に出発。
R413道志路を経て山中湖へ至り、山中湖からはR138、139で本栖湖へ。


2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_003

本栖湖名物の「もぐらん」
いかにも潜水艇っぽいですが、潜りません。
カッコだけです。
勘違いしてずっこけた乗客からたぶん、よほどクレームが来たのでしょう。
もぐらんHPには、潜らないので、その名も「もぐらん」とTOPにどーんと書いてありますw




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_006

本栖湖は富士五湖の中で水深が一番深く、121mもあります。
これは全国でも8番目に深い湖です。
山中湖や河口湖は水深15mにも及びません。
本栖湖が突出して深いのです。
落ちたら足がつかないので、助かりませんw

ちなみに、僕は泳げないので水は怖い存在。
水辺にはなるべく近づかないようにしております。




本栖湖からはR300で急坂のくねくね道を駆け下ります。
下部温泉を超え、R52と交差する交差点を直進するとK37です。
K37は南アルプスの懐深くまで延びている道です。
しかし、残念なことに2005年から自然保護のためにマイカー規制が入り、途中から車両通行止めになります。
そんな行き止まりの道なのにもかかわらず、意外にクルマ・バイクが通ります。
皆さん、どこに行くのでしょうね?




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_012

取り締まりに遭遇しました。
スピードは大して出しませんし、一時停止や、信号待ちなど、ちゃんとやってますから、怖くもなんとも。
やれるもんなら、やってみやがれ、という感じですw




K37からK810に入りました。
4kmほど進んで、トンネルを越えると分かれ道になります。《MAP
右折すると、馬場集落、老平集落。
直進すると本村集落に至ります。
ここはまずは右折しました。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_015

馬場集落です。
ここは硯島地区の中心部ともいえる部分だったらしく、かつては硯島小・中学校、役場の出張所がありました。
この大衆食堂は役場出張所があった頃に営業されていたのかもしれません。
僕が超お金持ちになったら、こういう大衆食堂にロールスロイスで乗り付け、固唾をのんで見守る大衆たちの目の前で、おもむろにカツ丼を注文する、ってのをやってみたいのですが、そんな機会は来そうもありませんw




馬場集落を通過し、道なりに行き止まりまで行くと、ちょうど駐車場がありました。《MAP
老平集落です。
そこにバイクを停めさせてもらいました。
バイクですから駐車場が無くても大抵はなんとかなるものですが、とはいえ地元の方々の往来を邪魔しないように気をつけたり、私有地に勝手に停めないようにとか、あれこれ考えると駐車場があるのはありがたいです。




2018_0825_道志路→硯島地区→塩山ツーリング_GRII_DPP4_017_老平集落

いきなりヤバい感じのDIYな雰囲気満載の小屋が出迎えてくれます。
写真右端に家が建っててスロープがあるのが見えますか?
これからこのスロープを上って集落の中に入っていきます。




続きます。







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ところで、古い集落名を調べる方法として、僕は地図会社のゼンリンが運営している「いつもNAVI」を愛用しております。
GoogleマップやYahoo地図に比べ、地方の小さな集落の情報が圧倒的に多いです。
たとえば、今回訪問した本村集落を見てみましょう。


■いつもNAVI

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■Googleマップ



■Yahoo地図



この情報量の圧倒的な差。
そして地図で探すのは公民館、自治会館、消防分団のたぐいです。
この手の公共施設には昔の集落名が着けられていることが多いのです。
いつもNAVIなら、「本村公民館」というのが載ってるので、この地区がかつては本村と呼ばれたのだということが分かります。
ちなみにGoogleマップもYahoo地図もベースとなる地図データはゼンリンのものです。
それをカスタマイズして使ってるのでしょうけど、地方の小さな集落などでは情報が省かれてしまっています。
これは意図してそうしてるんでしょう。
いつもNAVIはここが省かれてません。
そこが大事なとこです。

あと、バス停や交差点名に、昔の名残が残ってることもあります。
注意してみてみましょう。


 
 


( 2018.10.30 ) ( ) ( COMMENT:0 )
ふなっしーワールド
ようこそ、ふなっしーワールドへ。


2018_0926_橋本までの散歩_GRII_DPP4_002


無料です。




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( 2018.10.26 ) ( ) ( COMMENT:0 )