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山梨市江曽原集落・・・・vol.2
前回の続きです。




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この辺りの家屋は3階建てに見えるものが多いです。
しかし、2階と3階部分は共に高さがいやに低く、普通の居住空間ではないように見えます。
どうなってるのかは中から見ないと分かりませんが、養蚕型切妻民家と呼ばれるものらしいです。
明治時代、養蚕が盛んになり、2階を蚕室とすべく家屋が改造され、または蚕室付き家屋が新たに建てられました。
ここ江曽原は山梨県の中で、このタイプの家屋がよく残ってる地域のようで、山梨市景観百選にも選ばれております。




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痛んで剥がれてますが、おかげで漆喰塗り土壁が3層になってるのがわかります。
土壁の作り方をネットで調べてみたのですが、ほとんど情報がありませんでした。
一番詳しかったのは、「古民家における伝統的構法への取り組み(軸組み・土壁に関する実習報告)」という千葉職業能力開発短期大学校の角本邦久さんによるレポートです。
それによれば、大きく分けて4工程あり、
 ①竹を編んだ「小舞竹組」で下地を作る。
 ②荒土塗り(下塗り)
 ③中塗り
 ④漆喰塗り(仕上げ塗り)
だそうです。
写真では①は見えませんが、②と③と④が3層に見えてるわけです。
なお、荒土塗りに使う土は、1週間以上寝かせて作るんだとか。
角本さんと実習生の方、ありがとうございました。




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この集落は漆喰塗りの土壁が多いです。
他の場所だと、上にトタンが被せられたりするのですが、ここでは漆喰塗りがそのまま残ってます。
この時代に貴重ですね。




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だいぶ痛んでおります。
放置されてから何十年も経ってるんでしょうね。
しかし、こうなってもなお威厳が残ってる気がします。




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軸組みの割り付けが小気味よく、見飽きません。
自宅を含め、そこらの建売住宅などでは到底太刀打ちできないプロポーションの美しさがありますね。
ですが、実際に住むとなれば話は別で、屋根も壁も断熱などないでしょうから、夏は暑く、冬は寒いはず。
またそこら中隙間があるので、かわいい虫ちゃんがどんどん入ってきちゃうでしょうね。
僕は虫が苦手なので、それはちょっと勘弁です。
小学生のころ、風邪をひいて寝込んでた時、真上の天井にムカデが這ってるのに気づきました。
うあああ・・・・と思ったその矢先、そのムカデがぽとっと枕元に落ちてきました・・・・・
それがトラウマ。
虫は駄目です。




続きます。





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( 2019.12.04 ) ( 街・集落 ) ( COMMENT:0 )
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( 2019.12.02 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 )